家のインターネットが繋がらなくなっていました。
2日間ほどインターネットが繋がらなくなり、原因がわからずインターネット業者に連絡して原因についてヒントを得て、いろいろ調べた結果、どうもネットの配線が原因ということがわかったので、意外と知らない人も多いと思うので記事にしたいと思います。(できるだけ簡単に解説しますので多少の語弊はあるかもしれません。)
前までのネット環境について紹介しておきます。
一応マンションの回線なのですが、部屋のLANのジャックからハブを経由して無線LANルーターやパソコンなどに有線接続していたのですが、これが問題だったようです。パソコンやゲームの回線速度を落とさないためにスイッチングハブ(以下ハブ)から直接繋いだ方がいいと思っていたのですが、間違いだったようです。
正しい配線方法としては下図のようにしなければならないようです。
そもそもハブとルーターの機能が違うようです。
ルーターの役割
・データの交通整理(どの装置にどの情報を渡すかを指示すること)ができます。
・いくつかの装置にインターネット回線を分けることができます。 (大体のルーターにはハブ機能が付与されています。)
ハブの役割
・ たくさんの装置にインターネット回線を分けることができます。
このようにルーターはどこにどの情報を渡せばよいかを決めるのですが、最初のネットワーク配線ではハブが前につながっていて、後ろにルーターがいます。
ハブは、ただ来たデータを流していくので、基本的にどこに流せばいいかはわかっていません。
なのでデータの受取先の装置が複数になって装置側の情報が変わってしまった場合、データを送ることができなくなりエラーが溜まっていきます。それが重っていきハブがパニック状態になって、データを送りたいけど送れないまたはデータが送っても帰ってくるというループ現状が発生してしまい、それが大元のモデムにループ現象が起こっていると認識して一時的に回線を遮断したのが元々の原因となったようです。
これらのことからマンション回線やモデムから直接ハブを使うことは、問題がありルーターを使用することを推奨します。ルーターが先にあればルーターがハブで別れた先の装置にもちゃんとデータが届くように指示することができるので、今回あったような問題は発生しません。
家でスイッチングハブを使用する際にはご注意ください。
のびお